PAPYRU+(パピルプラス)3番の見本帳がリニューアルされました。3番の見本帳というと、出版用紙やテクスチャーのあるマット紙を掲載しているので、デザイナーに人気が高く、ほぼ毎月、全国へ発送しているくらい、当社でも非常に問合せの多い見本帳となります。
オレンジ色をテーマカラーにしており、背表紙と2024の文字が目印です。
前回作成された2018年版に比べ、新商品2銘柄、未掲載3銘柄と1色、FSC®森林認証紙への変更、紙厚計測の基準変更によるスペックの変更、規格ラインナップの変更もあり、それぞれを更新して掲載されています。
また、紙の見本帳としては標準の作り方となってきましたが、印刷見本の絵柄を統一していますので、8銘柄14種の印刷の再現性を確認することができ、用途に合わせて用紙選定をしていく事も可能です。
例えば、ヨーロッパのアパレルカタログみたいに沈んだ印刷にしたい!!…
モンテルキアはどうでしょう!上品な白さと落ち着いた雰囲気の印刷に仕上がりますよ。
といった感じで、様々な用紙と比較することで紙の特徴を活かした紙選びもできると思います。
では、今回のPAPYRU+(パピルプラス)3番の見本帳を詳しく見ていきましょう。
〇新商品
・サングレイス(F)
ナチュラルなマット調の微塗工紙。FSC®森林認証紙でもあります。
(※グリーン購入法適合商品として東京洋紙協同組合のWEBで点数公開予定。)
教科書など教育向けの用紙としても良く使用されているので、目に優しく活字が読みやすい、筆記適性もあります。また、紙の地色がナチュラルなので、モノクロの印刷が映えて見えます。
・モンテアルバ
白紙面はマット(非光沢)、印刷面はグロス(光沢)がでる嵩高紙。
高白色でしなやかな用紙は日本人好みの紙といっても良いでしょう。
キク判T目をラインナップしているのでA5サイズの冊子にも対応しています。
〇FSC®森林認証紙
・サンシオン(F)
・アヴィオン(F)
この2銘柄がFSC®森林認証紙となりました。
また、サンシオン(F)のナチュラルが未掲載となっています。
〇ラインナップ変更
・モンテシオン…70g/㎡が廃斤量となったため、65g/㎡に変更
漫画みたいな用紙、新聞みたいな用紙といった相談にモンテシオンを勧めています。
〇未掲載
・クリアバルキー(F)・ブライトーン・グラシア
また、印刷用紙として新たな取り組みを行う北越コーポレーションの用紙には
「ZEROCO2 2050」のロゴが入るようになりました。
北越コーポレーションの「ZEROCO2 2050」の取り組みはこちら↓
https://www.hokuetsucorp.com/environment/pdf/minimum_impact.pdf
こちらの見本帳はYAHOO!ショッピングの4030YAHOO!店でお取り寄せできます。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/4030shiozawa/4030-032.html
是非、紙選びの材料として1冊お手元に置いて頂ければと思います。