今回はSDGSを意識する皆様に、環境負荷を低減するクリアファイル「紙製クリアファイル」をご案内いたします。こちらの商品は皆様のお手元のオンデマンド印刷機で1部から作成出きるものになっています。
本日は弊社が日頃販売している「紙製クリアファイル」の中から人気の2商品をチョイスしましたので、ご紹介させていただきます。是非一度お試しを!
はじめに
皆さんがご存じのクリアファイルは、一般的にはシート状の透明プラスチック素材に印刷、加工をして作られています。その多くに半透明の0.2mm厚のPP(ポリプロピレン)シートが使われています。
PPはプラスチックですので石油を使うことになります。
昨今、海洋プラスチックごみ問題が深刻化しており、2050年には魚より海洋ごみの量が多くなると言われています。そのような背景から「プラスチックのクリアファイルから紙のクリアファイルに変更したい!」とのお客様の要望も弊社にいただくことが増えてきました。
今回ご紹介する商品は全て「紙」で出来ていますので、SDGS達成の為にも是非参考にしてください。
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商品の活用シーン
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- 官公庁や自治体への見積書提出の際にフォルダーとして使用
- 環境意識の高い企業や団体への提案書提出の際にフォルダーとして使用
- 環境イベントなどでノベルティとして配布
- レシートや請求書を分けて保管しておく際のフォルダーとして使用(種類ごとにタイトルを手書きしたり、プリンターで出力したりできる)
- 学校・塾・病院などの情報伝達(PR)媒体として使用(授業時間や営業時間の案内を印刷)
- 個人の趣味として好きなキャラクターを印刷してフォルダーとして使用
etc
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商品案内(2商品)
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それでは各商品のメリット・デメリットを簡単にご案内します。
▶半透明紙製ファイル
【メリット】 表面が半透明のトレーシングペーパー仕様になっており、中に入れたものがしっかり見えます。参考までに今回は弊社社内報を差し込んでみました。しっかり中身が確認できますね。また、こちらの紙ファイルは「森林認証紙」を使用していますので「この商品は森林認証紙を使用しております。」等の文言を印刷しての訴求が可能です。(※FSCマークはあらかじめ印刷等はされていません)
【デメリット】 表面がトレーシングペーパー仕様で、紙が薄いため印刷時にシワが入る可能性があります。
▶FSCマーク入り紙ファイル
【メリット】 FSCマークが裏面右下に印刷されており、環境問題に取り組む姿勢をPR出来ます。厚さもありしっかりしているので、ある程度の期間は使用できます。開口部が仮止めしてあるので印刷時にシワが出ることがありません。(※印刷後は開口部の仮止めをはずしてご使用ください)
【デメリット】 両面上質紙の為、中に入れた書類が見えません。
以上のようにそれぞれ特徴はありますが、いずれも渡されたお客様にとってはプラスチック商品に比べてインパクトが大きいと思います。
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「紙製クリアファイル」を活用したお客様のコメント
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実際にオンデマンド紙製クリアファイルを活用されたお客様から、活用後にコメントを頂戴しましたので、ここにご紹介いたします。
中堅印刷会社様『クライアント企業様のCSR活動の一環として提案し、まずはオリジナルファイル単体で採用されました。それを機にその後、CSR活動全体のブランディングに発展し、大規模なお仕事を頂戴しました』
オンデマンドですと数量が少なくスケールメリットが小さいと思われがちですが、このように“フック商材”となり、CSR活動全体に発展するなどの事例も出ております。
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商品使用時の注意点
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以下に使用上の注意点を列記しておきます。
- 印刷データ作成に関して、印刷可能範囲は商品のフチから5~10mm程度逃がした範囲で設定し、各商品サイズに合わせてデータ作成をお願いします。
- 給紙の際は必ず“手差しトレイ”を使用し、長辺折部を先頭にして給紙をお願いします。この方向から給紙した方が通紙時の本体の折れや表面の用紙のシワ等が軽減されます。短辺から給紙するとシワが発生したり、背側(折部)が折れてトナー定着不良が出る可能性があります。
- 印字のマシン設定は、素材の厚がさ200~270μであることを考慮し、「厚紙:封筒・フィルム及び250~300g㎡」で設定してください。
- 使用後の残りの商品は袋に入れ、封をして保存してください。開封後は、なるべく早くお使いください。
「オンデマンド印刷機をもっと活用したいけど、どうしたらいいのか……」
そんなお悩みをお持ちのお客様はオンデマンド商品を多数取り扱っております㈱シオザワまでお声かけください。